明日の値動きをカンニング！？夜間も相場は動いている！

東証は９時から１５時

株をやっていて
未来が見えたらいいのに・・・と思うことありませんか？
僕は何度もあります。

やはり、先々どう値動きをしていくのか
明日この銘柄は上がるのか下がるのか
来年この銘柄はいくらになっているのか。

考えだしたらキリがありませんね。
さて、そんな中にあって
多少なりとも未来が見通せるとしたらどうですか？

今日は、そんなお話です。

日経225先物

先に言っておきますが
先物をやれと言ってるワケではありません。

指標として利用しましょう、ということです。

さて、日経２２５先物、これが何かと言いますと
すっごくアバウトにお伝えしますが
日経平均という指数を買ってると思ってください。

そして、基本的に
リアルな日経平均と連動する、とも覚えておきましょう。

さて、そこまで理解した上で知っていただきたいのですが
先物は夜間取引があります。
１５時以降も取引が行われているのです。

この結果、どういう事態が起こるのかと言うと
夜の間に日経平均とのギャップが発生します。

そして、翌日の朝
東証の開場時間である９時に
どういった動きをするのかと言うと
日経平均と日経２２５先物の値段が近付いて行きます。

２２５構成銘柄に買いが入って日経平均が押し上げられ
逆に先物には売りが入って値段を下げることで、値段の差を埋めて行きます。

と、ここまで書いたら賢明な方はお気付きかと思いますが
朝イチの値動きを予測する材料になりますよね。

もちろん、先物は下げずに
日経平均が追いついたり
日経平均が下げたことで先物も一気に下げたり
思い通りにならないことも結構あります。

ですが、翌日の日経平均を予測するうえで
１つの材料になることは確かです。
しっかり利用して翌日の取引のネタにしましょう！

pts

さて、先物のお話をいたしましたが
実は株にも夜間取引があります。

これは私設取引システムと呼ばれるもので
夜間でも取引できる取引所だと認識しておけばOKです。

このpts内で株が売買されていますので
当然値段も動いています。

すなわち
明日の朝イチの値動きを予測する強い材料になるのです。

ただ、注意が必要なのは
出来高が少ないと騙し上げの可能性が高いです。
私設取引所を利用できる証券会社は限られているので
出来高は少なくなりがちです。

ｐｔｓで値動きを確認するときは
併せて出来高も必ず確認しましょう。

僕も過去出来高１００株ストップ高の銘柄に翌朝突っ込んで
一瞬で爆損した経験があります。
そんな悲劇を繰り返さないように、ｐｔｓの出来高はかならず確認しましょう。

加えて
夜も値動きがあるのでちょっとした楽しみにもなります。

翌日の値動きを予測する材料や
夜のお楽しみとして
先物やｐｔｓなどの夜間取引を
キッチリと利用しましょう。

それでは本日はこの辺で。