持株が上がったときに考えるべきこと【動揺するな】
損切名人の利確下手にならないために
話を聞いたり、自分自身のトレードを見返したりして
毎度毎度思うのは「利確が下手だなぁ」ということです。
僕も含め損切は機械的にやっている人も多く
僕の取引履歴を見ても、損失が一定の割合に達したらキッチリ損切されています。
(逆指値を入れているのでほぼピッタリの割合になります。)
しかし、問題は利確なのです。
利益が乗った途端にあたふたし始め
絶好の利確ポイントを逃す・・・
そんな経験、ありませんか?
今日はそういった
利益が乗ったのときの対応を考えてみようと思います。
シナリオに沿った取引を、鉄の意志で。
そもそも値上がりを期待して買っている訳ですから
この辺りまでは上がるだろうという予測を立てておきましょう。
そして、「いくらになったら売るぞ」と決めてしまいましょう。
このとき重要なのは新たな好材料材料が出た場合以外はそのルールに沿うことです。
打ち立てた仮説が正解だったと確定させるためにも
そこでは売却しておきましょう。
しかし、数か月以上保有する場合
仮説を立てた時点から
会社を取り巻く環境は変わっていることが予想されるので
定期的に目標金額の再設定を行いましょう。
値上がりの理由を考察する
基本的に株価が上がる理由は
その会社に対する期待からです。
ですので、業績を大きく伸ばしそうな企業からの発表があったとき
これは今までの予想より大きく成長するぞ!と投資家心理が動き
買いが集まることで、株価が急上昇するのです。
なので、株価がじわじわ上昇しているのであれば
その企業に対して徐々に期待が集まっていると言えますが
突発的な急上昇には注意しましょう
それが、なにかの材料によるものであれば良いですが
何を探しても材料が無かった場合は要注意です。
その場合は仕手、煽り、インサイダーなどの可能性が高まり
インサイダーで上がっているなら良いですが(アウトな行為ですが、自分は恩恵を受けるだけなので)
仕手銘柄であった場合、必ずどこかで本尊(買い集めたボス)が抜け
大暴落を引き起こします。
その暴落が起こった銘柄は
チャートの形が非常に良くない形に変わり
ヨコヨコの期間が長くなり、なかなか上昇に転じません。
こうした危険性を察知したら
どこで逃げるかを冷静に見極めましょう。
むしろ仕手筋の方が上げてくれたのですから
投資スパンが短くなったと喜んで逃げましょう。
長期保有狙いの場合は・・・
悩んでください。
あくまで自己責任です。
そしてどうあっても持つと決めたならば
もう気絶してしましょう。
持株が上がった時こそ
上手く脱出することで
しっかり利益を積み上げて行きましょう。
それでは本日はこの辺で。