投信運用時の初歩的なテクニック！
テクニックって程でもないけども
今まで投資信託の銘柄選びの方法や
タイプごとの比較
さらには運用シミュレーションなど
色々と投資信託について書いてきました。
そのなかで、投資信託を利用する上で
知っていた方が得するテクニックもありますので
今日はその辺りを紹介していきたいと思います。
jikohasan-okuribito.hateblo.jp
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この辺りの記事にまずざっと目を通しておいていただけると
この後の話がスムーズです。
そもそもあまりテクニックは要らない
投資信託は、株と違いまして
1日の間に値動きすることはありません。
ですので、買い時かどうかの判断には
思い切り時間をかけて悩むことができます。
ですので、判断に即応性が求められない分
重要なのは情報の分析力となります。
各証券会社が提供している
取引に使うwebページは
今ではすごく便利になっており
あらゆるデータを閲覧することができます。
それこそ投資信託であれば
いくらで公開して、どういう値動きをして、分配金をいくら出したか
と、いった基本的なことだけでなく、トータルリターンは何％か、買付ランキングは何位か
といった、分析された後のデータを見ることができます。
ですので、パフォーマンスが悪い銘柄、良い銘柄が一目でわかり
その後の推移を予測することもある程度容易になります。
ですので、そもそも投資信託の売買には
あまりテクニックは必要ありません。
強いて言えば
得られる情報をフル活用することが一番のテクニックと言えるでしょう。
ドルコスト平均法
これは、買い方のテクニックの一つです。
方法としては
毎月同じ銘柄を決まった金額だけ購入するというものです。
投資信託は金額指定で買うことができるので可能な投資法です。
毎月固定の金額ずつ買い付けていると
価格が高い時は小量しか買えず
価格が安い時は多めに買うことになります。
これにより平均取得単価を抑えることができ
結果パフォーマンスが向上しますよ、というものです。
多くの証券会社やアナリストも勧める手法です。
ただしこの手法、大きな罠がありまして
下げ続けたときには無力です
値下がりにより、口数はどんどん買えるが
積み立てている資産が毎月目減りしていくことになります。
ですので、設定したらあとは放置でOK！
という訳ではなく、ある程度定期的に見て
値動きに問題が無いかどうかを確かめる必要があります。
分配金狙い
分配金と言って、株で言う配当にあたる制度を導入している銘柄もあります。
基準価格から、割の良い分配金を出している銘柄を調べて
その銘柄を色んな配当月に組み合わせて買っておく手法です。
上手く組み合わせることで
毎月分配金を受け取れる状態を
作ることも可能です。
そうすれば収入が増えたも同然ですよね？
それに、そうして受け取った分配金を
どんどん再投資していくのが複利です
ただしここで気を付けてほしいのは
分配金が出ても価値が下がれば意味がないという点です。
中には毎月分配を行っている銘柄などもあり
基準価格からしたら高い割合だったりします。
こうした銘柄は一見とても優れた銘柄に見えるのですが
よく見ると分配金以上に基準価格が下落しているものがほとんどです。
銘柄選びは慎重に行いましょう。
オススメのスクリーニング
個人的にオススメしているスクリーニング方法は
手数料なし
NISA可能
インデックス型
直近半年間のトータルリターンがプラス
の4点となります。
値動きが少ない投資信託において
手数料の存在は余りに大きいのと
同様の理由でNISAで買付可能な銘柄であり
直近のリターンがプラスであることで、相場にマッチしているかを判断します。
インデックス型は単なる好みです。
何かの指標が上がれば同時に上がるので
これから上がる市場を読むだけ、というシンプルさも好きです。
