実例を交えた反省【実録編】
適当なポジションは救えない。
さて、昨日の記事は非常に短くなってしまいました。
多忙だったのもあるのですが
それ以上にちょっと反省点が多く
昨日の時点でまとめることは難しかったです。
触った銘柄は
2228 シベール
民事再生を申請したこともあり
暴落確定の状態でした。
この銘柄に対し、僕がどのようにアプローチし
失敗してしまったのかを記録しておきます。
前日まで
シベールが民事再生することを知り
株価の暴落を察知しました。
実際に翌日は寄らずのストップ安
当日
そして週をまたぎ
月曜未明に私設取引所を見ると
30円前後で推移をしていました。
私設取引所は出来高が少ないので
簡単に値動きをするものです。
なのでそこまでアテにはならないのですが
どちらかに大きく動く判断材料にはなります。
そして、月曜日。
極めて厚い売が出て
気配も私設取引所並。
値幅は1~600円となれば短期筋の資金の流入により
非常に激しい値動きとなり
上手くさばくことができれば爆益を出せると判断しました。
これを決断し、成行買を発注
全然寄らない板を眺めて数時間
ついに168円で約定通知が来たので
すぐに198円に売指値を行いました。
これが驚くほどすぐに食われ
少し目を離した隙に
260円を超えていました。
前場が終わる前に少し下がって来たので
もう一度跳ねると読んで
235円で再エントリしまして
その後一気に下がりました。
これが大失敗で
結論から言うとこの価格を回復することは
ありませんでした。
後場の寄り付きを見て
235円を回復しないと判断し
下値でスキャルピングを繰り返して
損失を減らそうと考えました。
220円で買い増し、224円で売り
215円で買い増し、217円で売り
現物口座だったので
ここまでで同じ銘柄への
買付余力が無くなってしまいました。
ここまでで平均取得単価はかなり低くできていましたが
それでもプラスに転じることはなく
引けの時間が近づいてきました。
そして、ここでなんと
強烈に支えが入っていた２００円を割り込みます。
このまま引けを迎えてしまえば
大きく引け売りが入ることも有り得ますし
翌日の寄り付きで大きく窓を開けて下げることも有り得ます。
ここまで考えてしまった時点で
持ち越す勇気は持てませんでした。
ですので、様子を見極めて
２０１円から成行で売り。
１９９円で約定しました。
これにて手仕舞いとなります。
２回転加えたことで損失は減りましたが
ダメなポジションを最後まで救出できませんでした。
反省点
反省点は以下の通りとなります。
そもそも危ない銘柄に触っていたこと
もう一度高値を目指すという思い込み
回転可能弾数の把握不足
そもそも仕事中
以上の４点です。
まぁなんというか
そりゃそうなるわな、といった所ですね。
これだけ悪いところがあれば稼げるものも稼げません。
朝一の時点で終わっておけば
余裕でプラスで終われていたので
欲を出した結果の敗北と言えます。
朝一のロットが一番小さかったのも
良くなかった点だと思います。
その次の235のロットが大きくなった、という意味で。
うまくやれば、一気に稼げた相場だったので
ここを損失で抜けてしまったことはかなり悔しいです。
ですが、こういった相場には
これからも積極的にチャレンジしてみようと思います。
改善点
次同じようなことがあった時に
今回の行動と変えて行くところとしては
調子に乗ってロットを大きくしないことです。
朝一小ロットで入った判断は
悪くなかったと思います。
下に思い切り突き抜ける可能性もあったわけですし。
加えて、板読みの精度が低かったです。
こういう場合は、読みをアテにせず
顕現した現実を材料に行動すべきだな、と猛省しました。
スキャルピングはまぁ悪くなかったと思いますので
買付余力の把握だけ怠らないようにしないとな、と。
これからもマネーゲーム
さて、先ほどもお伝えしましたが
これからもこういう危険銘柄は
マネーゲームになりそうなら
積極的に参加するつもりです。
極めて小さいロットで参加して
一度でも大きい波に乗ることができれば
僕の資金規模では大躍進になりますので。
こういう銘柄は本当に危険なので
もし触るようなことがあるのなら
充分に時間と余裕を確保した上で臨みましょう。
何らかの制限がある状態で触っても
ミスと後悔を繰り返すだけです。
ダイナミックな値動きをするからこそ
こちら（投資する側）には精密さが求められます。
こういった銘柄を触る際は
最悪有給も辞さない構えで臨まなければな、と感じました。
それでは本日はこの辺で。
落ちるナイフにはお気をつけて！
投資も仕事も身体が資本です。
インフルエンザが流行しているそうですので
皆さまも体調管理にはお気をつけください。
僕は筋トレとニンニクで風邪知らずです。
