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年収300万、東京で一人暮らし、未婚、31歳。多額の借金を抱え、自己破産に追い込まれた僕がどうにかやりくりして億り人を目指すブログです。

投資にはリスクがつきもの!?でもリスク管理って実際どうやるの?【第三編】

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リスク評価はした。次は?


今回も前回前々回に引き続きリスクの記事です。
jikohasan-okuribito.hateblo.jp
jikohasan-okuribito.hateblo.jp
まだお読みでない方は先にそちらをお読みください。


今回の記事では
評価したリスクに対して、どのような対策が望ましいか
という点について書いて行きます。









リスクはヘッジしよう。

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さて、前回までの記事で
リスクの洗い出しと評価をすることができました。
しかし、そのままではリスクという盆栽を並べただけです。


並べたリスクに対して
適切な対策を行うことで
リスクヘッジは一区切り、となります。


その後、リスクへの対策、リスクの見積について
再度評価を行い、改善していきます。


これを繰り返していると
リスク対策の精度がどんどん高まり
よりよりリスク対策が可能になり、何より
リスクに対して、かなり鋭敏な感覚を持つことができます


この感覚は非常に大切でして
少なくともこの感覚を持っていれば致命傷を受ける可能性はグッと下がります。

投資で例えるなら


リスクに対する感覚が養われていれば
”現物買いで負けたから先物で大きく取り返すんだ!”
という行動の危険度についても気付けると思います。


上の例について一応解説しておきますと


株の現物、つまり現金手出しで買っていた銘柄で損失が出てしまった。
資金も減ってしまったので、レバレッジを掛けて大きく賭けて
大きく取り戻したい。


という状態です。


それまでは、手持ちの現金の分だけで投資していましたが
すぐに取り戻したい心理が働いたことで
レバレッジを掛けてしまっています。


これだけならまだ良いですが
先物取引証拠金取引と言って
含み損が一定の割合を超えると強制決済されてしまいます。


これにより、反転して利益が出るのを待つ猶予すら失われます。


ここまでが、事実としてのリスクです。

想定リスクはさらに大きい。


ここからは、経験バイアスというか
経験上こういう人はこういう風にしてるよなーという
想定の上での話なのですが


こういう方は、総じて
証拠金パンパンでポジションを取ります。
すると、どうなるかと言うと
予想と逆に行ったときに、一撃で資金ショート寸前まで追い込まれます

それで助かった人はある意味もっと・・・


一回目で逆行って追い込まれたほうが
ある意味、幸せかもしれません。
本当に怖いのは一回成功してしまった人です。


そういう方は、全力でポジションを取り続けます。
一回目が全力でなかったとしても、すぐナンピンします。


それで助かった記憶が、成功体験があるからです。


これも経験上の話なのですが
常に全力、すぐにナンピン、というスタイルの方は
借金をしてでもナンピンしてきます。


そして結果耐えきれずに破滅している方も
多くいらっしゃいます。


そしてその方々は
twitterなどのSNSにポエムを残して消えていきます。


そういう方々に対して
色々と思う所はあるでしょうが
ザックリ言ってしまえば
リスク管理の甘さが原因です。


正直現物株だけ触っていれば
軍資金0にするほうが難しいんですよ。


大きく損をすることはあっても。です。
よっぽど破産待ったなしの会社に全力投資していないと
中々できないことだと思います。


それを、信用取引先物取引など
早く儲けたいがためにレバレッジを掛ける
資金ショートが一気に近付いてきます。


レバレッジを掛けるのは悪いことではないと思います。
しかし、それが想定の真逆に一気に動いた時
あなたは生きていられますか?


これを理解しないうちにレバレッジを掛けてしまうと
いつかは全てを失います。


外国為替証拠金取引、FXの世界でも
一度上下に大きく振って
ポジションパンパンの人たちをを狩りつくしてから
値段を動かす、というような動きも多く見られます。


こういった動きに巻き込まれたとき
果たしてその損失に耐えられますか?


つまりリスクヘッジとは


少し話がそれましたが
リスクヘッジとは
そのリスクが現実になったときどうやって被害を食い止めるか
という対策のことです。


例えば投資なら、一番有名なのは
損切りですね。


あとはそうですね
あまり考えたくはないですが
日本が財政破綻したときのために
外国株や金、プラチナを所持しておくとか。


銀行のペイオフ対策に
1000万円以上の預金は銀行を分けておくとか
こういったことが具体的な対策になってくるかなと思います。


ここはご自身なりの対策で大丈夫です。


その対策にたいして、PDCAを回して行くことで
徐々に洗練されたリスク対策になっていきますので。


これは表などにまとめる必要はなく
頭の中で整理されていれば大丈夫だと思います。


こうしておくほうが修正を加えやすいですしね。
もちろん、忘れっぽい方はノーとか何かに残しておきましょう。


それでは本日はこの辺で。