自己破産すべき？そうじゃない？判断材料は３つのポイント！【前編】
自己破産すべき？
「借金の返済が苦しい」
「毎月現金が手元に残らない」
カード＋借金地獄になるとあるあるの現象ですね。
この記事をお読みいただいている方の中には
少なからず自己破産や債務整理をお考えの方も
いらっしゃるかとおもいます。
ただ、自己破産にはメリットばかりではないのを前回の記事で紹介しました。
自己破産って何？自己破産の仕組みからやり方までザックリ解説！ - 自己破産者が億り人を目指すには！！
そこで今回は、自分は自己破産すべきかどうか
判断するために必要な３つのポイントを
紹介していきます！
その借金、返せますか？
自己破産を考えている方は
おおよそ借金で悩んでいます。
一番多いパータンは
毎月の収入に対して返済が多すぎる
だと思います。
筆者もこのパターンでした。
毎月の支払いをするために
ちょこっと返済してはまた借りて
結局元金は減っていかない。
このパターンに入ったらかなり危険です。
そうなったとき、まずどうすべきか。
簡単でいいので収支表を作りましょう。
・月々の手取りはいくらか。
・毎月の固定費（携帯代や電気代など）はいくらか
・月々の支払いはいくらか
・手元に残るお金はどれくらいか
できればexcelとかでちゃんと計算したほうがいいですが
メモ帳やチラシの裏に手書きでも全然大丈夫です。
これを作ってみると
毎月自由につかえるお金はいくらあるのか
見えてくると思います。
もしこれを作った時点で大幅な赤字になっているのなら
・既に生活が破綻しているのでさっさと自己破産しましょう。
逆に、トントン、もしくは少しの赤字である場合
・どこかを節約して黒字幅を増やせないか考えましょう。
結構黒字がある場合
・無駄遣いし過ぎです。控えましょう。
こういった具合になります。
自己破産制度は債務者に一方的に有利な制度なので
裁判所も弁護士も
返済可能な範囲なら自己破産と認めてくれません。
更に言うと、ギャンブル由来の借金などはもっと認めてくれません。
なのでまずは自分の中で計算して
この返済は可能なのかどうか、しっかり見極めましょう。
返済できそうな場合
もし、収支表を作ってみて
毎月返済しながら生活できそうなら
がんばって節約して返しちゃいましょう。
更に可能なら、少しずつ繰り上げ返済して
早めに完済しちゃいましょう。
額が大きめの借金をして
全て完済した実績が残ると
それは大きな信用情報となります。
大きいローンを組むときにとても有利になります。
返せる借金は返してしまったほうが
絶対に良いです。
借り換えやおまとめなどを使えば
月々の支払いを軽くできたりもしますので
使えるようなら積極的に使いましょう。
もちろん、今の借金がパンパンだと
それすらもできなかったりしますので
注意してください。
どうやっても返済できない場合
こうなっては話は簡単です。
すぐに自己破産、債務整理を視野に
入れましょう。
粘ることはありません。
遠い収入を宛にしてもいけません。
そんなことで消耗してしまうより
具体的にどう解決していくのかを
考えるステップに入りましょう。
しかし、ここですぐ自己破産だ！
と判断するのは危険です。
これは３つある判断基準の最初の一つに過ぎません。
残りの２つは中編と後編でお伝えします。
