自己破産者が億り人を目指すには!!

年収300万、東京で一人暮らし、未婚、31歳。多額の借金を抱え、自己破産に追い込まれた僕がどうにかやりくりして億り人を目指すブログです。

自己破産すべき?そうじゃない?判断材料は3つのポイント!【後編】

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自己破産すべき?


借金が苦しい、返済が辛い
でも本当に自己破産すべきか?
こういった悩みは非常に切実だと思います。


前回、前々回に渡って
自己破産すべきかを判断する
いくつかの判断基準をお伝えしました。

自己破産すべき?そうじゃない?判断材料は3つのポイント!【前編】 - 自己破産者が億り人を目指すには!!
自己破産すべき?そうじゃない?判断材料は3つのポイント!【中編】 - 自己破産者が億り人を目指すには!!


前回までの記事です。
まだお読みでない方はお読みください。


さて、今回は
自己破産すべきかどうか?
という問いに対する
最後の判断基準をご紹介いたします。


これを読んでじっくり考えて
結論を出しましょう。
焦って失敗しないように
気を付けましょうね。





数あるデメリットに耐えられますか?


これこそが最後の判断基準です。


自己破産を行うと
借金はチャラになるわけですが
当然タダでチャラになるわけではありません。


自己破産すると
それらのデメリットを
問答無用で受けることになります。


当然ですよね。


しかし、どんなデメリットがあるのか
それを知らないと、判断もできないと思います。


代表的なものをピックアップして
紹介していきたいと思います。

自己破産だと言っても金がかかる。

まずはこれです。


借金をチャラにするために
結構な金額のお金が必要になります。


借入している会社数や額、お住まいの地域にもよりますが
一番高いケースで
現金で20万円ほど、分割で2~30万円ほどかかります。
(場合によります)


これは、管財予納金と呼ばれるものと
弁護士に支払う依頼料だと思ってください。
この辺りの事は別の記事でまた書きます。
今はこれくらい必要になると覚えておいてください。


しかし、同時廃止、というケースに入れば
現金の20万は必要なくなりますので
大幅なコストの圧縮が可能です。
この辺りもまた詳しく解説します。


裁判所も弁護士も管財人も
ボランティアではありませんので
当然お金はかかると認識しておきましょう。


そして次のデメリットはこちら。

クレジットカード、ローンが利用不可


これが最大のデメリットだと思います。


自己破産することによって
信用情報に大きく傷がついてしまいます。
いわゆる、ブラックリストというヤツです。


これにより、誰もお金を貸してくれなくなります。
クレジットカードもローンも
つまりは借金なので
これらを利用することがしばらくできなくなります。


しばらく、というのは
5~10年ほどです。


この期間は、先述の借金ができないのはもちろん
自身の名義では引越しも難しくなることがあります。
引越しの際に保証会社を使いますよね?
そこで審査に落ちてしまうわけです。


一度クレジットカードのある生活に慣れてしまうと
中々元の現金オンリーの生活には戻れませんよね。


筆者自身も、一番苦労しているポイントです。
急な出費などがあったとき
カードがあれば一時しのぎできますが
現金のみだと常に備えてないといけません。


この差はとても大きいと思います。
そしてこの5~10年という期間が
とても長く感じますね。


ローンにしても同じです。
自身の名義でローンを組むことができなくなるので
大きな買い物をする際にも
まとまった現金が必要になります。


車を現金一括で買うとか
結構シンドいですよね。


今はカード決済だとお得になるサービスばかりです。
amazonpaypalといったサービスも
クレジットカードが前提になっています。


この辺りはデビッドカードは持つことができるので
かなりの割合で解消が可能ですが
やはり支払いを先送りにできないのは
かなり辛いと思います。


これらのデメリットを
破産する場合は受け入れなければなりません。

それでも大丈夫だという方。


ここまでの判断基準を全て通過し
今回のデメリットも受け入れられるのであれば
本格的に自己破産を考えるべきだと思います。


次回からは
自己破産を視野に入れた具体的な動き方を
書いて行くつもりですが
その前に一つ書くかもしれません。


テーマは
「自己破産して家族に迷惑が掛からないか?」
というものです。


次回に書かなくてもいずれ書きますので
ご安心ください。


あぁ、楽天カード、便利だったなぁ・・・。



2016/9/15
弁護士法人ベリーベスト法律事務所 (著)