自己破産すると決意してから取るべき３つの行動！【後編】
自己破産、なにから始めれば良い？
自己破産、債務整理をすると決意したは良いものの
何から手に付けて良いか解らない。
そんなときに迷わなくて済むように
手始めに着手すべきことを
まとめています。
※前回の記事の続きとなります。
自己破産すると決意してから取るべき３つの行動！【前編】 - 自己破産者が億り人を目指すには！！
まずはそちらからご覧ください。
3.現金を貯めこもう
これはとても重要です。
自己破産をして
借金は帳消しになると言っても
弁護士費用や手続きの費用は
支払う必要があります。
しかも、クレジットカードや
カードローンが使えない状態で、です。
そんな中で普段の生活も
問題なく過ごさなければなりません。
とくに管財事件となった場合
管財人が選出され、財産、毎月の家計を管理されます。
その上、管財人に対する依頼料も
支払わなければなりません。
幸い、自己破産を前提に
弁護士によって受任された時から
管財予納金の支払いまでには時間があります。
その間にしっかりとお金を貯めておいて
問題なく支払える状態にしておきましょう。
もちろん同時廃止になれば
支払うコストは大幅に下がるのですが
金額が大きかったり、自己破産までの経緯が不透明だと
管財事件となってしまいます。
加えて、東京を始めとする関東圏の場合
管財事件になりやすい、といった事もあるそうです。
（実際筆者は少額で自己破産でしたが東京で管財事件になりました。）
ちなみに法テラス経由で依頼した場合
弁護士費用を分割にしてくれます。
かなり小さな額まで割ってくれるので
迷わずお願いしましょう。
管財予納金のほうは
あまり割れません。
そもそもこれが払い終わらないと
債権者会議が開かれないため
いつまでも免責になりません。
可能であれば一括で払ってしまいましょう。
それらも踏まえて
現金を貯めこんでおくことはとても重要です。
ちなみに
自己破産して官報に掲載されると
「ウチなら貸せます」といった連絡が来ることがあります。
ほぼ間違いなくヤミ金なので絶対に借りないでください。
一度借りたが最後
銀行や消費者金融がかわいく見えるレベルの利息に
また苦しむことになります。
そんなのは嫌ですよね？
ですので現金しか使えなくなることを念頭に
しっかりと溜め込んでおきましょう。
ここまで来れば
穏やかな生活はすぐそこです。
もし任意整理になったとしても
無理なく暮らしていけると思います。
