自己破産者が億り人を目指すには!!

年収300万、東京で一人暮らし、未婚、31歳。多額の借金を抱え、自己破産に追い込まれた僕がどうにかやりくりして億り人を目指すブログです。

自己破産するには!?揃えておきたい7つ道具【後編】

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自己破産にあたって必要なもの その2

自己破産すると決断したが
何をどうすれば良いか解らない。

そんなとき、先に準備しておいて
損はしないものを紹介していきます。


この記事は前回の記事
自己破産するには!?揃えておきたい7つ道具【前編】 - 自己破産者が億り人を目指すには!!

の続きとなります。

まだお読みでない方は先に前編からお読みください。





4. 全てのカード類


恐らく毎月支払いや新たな借り入れなどで
使っているクレジットカードや
ローンカードがあると思います。


それらを全て準備しておきましょう。


自己破産の手続きの前に
担当弁護士から各カード会社に対し
受任通知というのが送られます。


これが送られると各債権者(貸主)は
債務者(借主)に対して催促などが
できなくなります。


一方でカードなどがそろっていないと
申告内容から各債権者に照会して
それから受任通知となるので
催促が止まるのが遅くなります。


カード会社から鳴る催促電話
あまり心臓に良いものではありませんよね。


ですので、カード類は必ず
手元に全て準備しておきましょう。


もちろん弁護士に提出したら
二度と手元には戻って来ませんので
ご注意ください。


5. 資産リスト


自らが保有している、または
共同で保有している資産のリストを作成しておきましょう。

まず大きな注意点として
価値が20万を超えそうなものだけリストアップしましょう

それを踏まえた上で
以下の点を抑えてExcelなどで作成しましょう。


~~
・資産名

文字通り資産の名称です。
車、家、土地、楽器など
それくらいの枠組みで記載しましょう。


・購入名義

これは誰名義で購入したものか、ということです。
多くの場合はご自身で購入されているかと思いますが
中には夫婦で共同購入したものや
友人と共同購入したものもあるかと思います。

誰の名義で購入したものなのか
しっかりと記載しておきましょう。


・購入金額

文字通り、購入金額です。
購入したときの書類などがあれば
それを参照して記入しましょう。

もし手元になければ、思い出せる範囲で
なるべく正確な金額を記入しましょう。

※ローンなどが残っている場合は必ず記載しましょう。


・購入日

いつ購入したか、というものです。
購入した年月日を正確に記入しましょう。
減価償却などで現在の価値が
いくらなのか算出するのに必要です。


・購入方法

現金一括で買ったのか、ローンで買ったのか
はたまたカードで買ったのか
というものです。
こちらもちゃんと記載しましょう。

~~

6. 自己破産に至った経緯をまとめたもの


なぜ自己破産するまで借金をしてしまったのか
という経緯を書類にまとめたものです。


なぜこれが必要かと言うと
自己破産が認められないケースが存在しており
それに該当するものではない、という申告となるからです。

これをまとめるのは結構嫌だと思います。

ですが、この書類を作るときに重要なのは
とにかく正直に書くということです。


各書類の提出先は弁護士、管財人、裁判所です。
法の番人に対して嘘は絶対NGです
たとえ免責不許可事由に当たらない事情でも
嘘がバレれば免責不許可も有り得ます。


必ず、正直に記載してください。

7. 現金


最後は現金です。
弁護士に相談した時点で
全ての支払いを止めるよう言われると思います。


そこで、これでもかと言うほど
現金を貯めておきましょう。


自己破産するにも
結構お金がかかります。
必ず現金の余剰は確保しておきましょう。


なにかあったときの備えにもなりますし
確保しておいて損はありません。

最後に


いかがでしたでしょうか。
自己破産の準備として
揃えておいて損はないものを記載しました。


借金を法律のもと
帳消しにしようとする訳ですから
当然手間はかかります。


ですが、ここで手間を惜しんで
免責不許可(自己破産が認められない)
などになると
本当にシャレになりません。


一つ一つ、丁寧に用意しましょう。


次回からは
自己破産を行う上での具体的な行動を書いて行きます。

今度とも宜しくお願いします。



2016/9/15
弁護士法人ベリーベスト法律事務所 (著)