今からお金持ちになる方法!?21世紀最大の数学的発明「複利」の威力とは!
今からでもお金持ちになる方法の一つ
前回の記事で
銀行預金ではあまりに利率が低く
資産形成には向かないという話を書きました。
jikohasan-okuribito.hateblo.jp
まだお読みでない方は先にこちらをお読みください。
今回は利率に着目して
どう資産形成していくのか、というのを
考えていきたいと思います。
利回りを考える
利回りについて考えるために
まずはシミュレーションを見てみましょう。
仮に配当利回り3%のA株があったとします。
これはザックり言うと「株価の3%くらいの配当を支払いますよ」
という情報です。
そして100万円持っていると仮定して
その100万円を全てA社株に投入しているとします。
(ここでは値動きはないものとして一旦考えます。)
そうすると
毎年、3万円の配当金を受け取ることができます。
この状態で20年運用したとすると
配当金3万円を20年受け取りますので
資産としては160万円となり、60万円の利益となります。
受け取る利子は毎年100万円の3%なので
単発の利子がずっと続きますね。
これを単利と呼びます。
21世紀最大の数学的発明
ここからが重要なのですが
単利ではなく複利というものがあります。
これはどういった考え方かと言うと
先ほどと同じ、配当利回りが年3%のA社株を100万円買ったとして
得られた配当を再投資する手法です。
そうするとどうなるかと言いますと
1年目の配当3万円を再投資して
2年目の配当は30,900円。
それをまた再投資して・・・と繰り返していくと
20年後には180万円の資産となります。
単利と比べて、20万円もの差ができました。
ここまでくると、年間の配当が
毎年5万に増えています。
これが、かのアインシュタインが
「21世紀最大の数学的発明だ」と言った
複利です。
元手は小さくとも
それをどんどん再投資していくことで
やがて大きな資産を形成する方法です。
一見するとあまりすごい差には見えないかも知れませんね。
しかし複利にはまだまだポテンシャルが秘められています
次回はそちらをご紹介致します。
オマケ 銀行預金だったら
先ほど計算に使った100万円。
銀行預金で運用したらどうなるでしょう。
・単利の場合
利率0.1%
20年後の合計 1,020,000円
20年利益合計 20,000円
・複利の場合
利率0.1%
20年後の合計 1,020,191円
20年利益合計 20,191円
ちょっと、あまりに切ない結果になりましたね。
運用利回りが如何に重要かが
お分かりいただけるかと思います。
それでは本日はこの辺で。